2019年11月26日(火)、27日(水)の2日間にわたり東京プリズムホールにて開催された「データヘルス・予防サービス見本市2019」にて、ドコモ・ヘルスケア株式会社と共同でブースを出展いたしました。
開催期間中、あいにくの天候となった日もございましたが、多くのお客様にご来場頂き、盛会のまま終了いたしました。ブースにお立ち寄り頂いた皆様、誠にありがとうございました。
本イベントは厚生労働省が主催し、医療保険者・自治体等と予防・健康づくりのサービスを提供する事業者等とのマッチングの機会を提供する目的で平成27年より開催されています。展示のテーマとしては、「データヘルス計画」や「特定健診・特定保健指導の実施率向上」「生活習慣病の重症化予防・フレイル対策」、「予防・健康づくりのインセンティブ」「健康経営・職場環境の整備」から構成されています。
ドコモ・ヘルスケア社と当社は「特定健診・特定保健指導の実施率向上対策」の分野で、サービス紹介の展示と、ブース内セミナーを行いました。展示内容とセミナーは下記のとおりです。
■展示内容
特定健診・特定保健指導の受診率は年々向上しているものの、いまだ国の目標である45%には届いておらず、実施率の低さが課題となっています。また、毎年同じ個人が対象となるケース(リピーター化)が増加しており、健康への意識改革が必要となっています。
こうした課題を解決すべく、当社は従業員の健康状態を見える化し、リピーターを減らすことにフォーカスした積極的支援向けのサービスを提供しています。本サービスでは、「はかる」、「わかる」、「変わる」の3つの視点から支援を行います。
- はかる:オムロンヘルスケアの機器(体重体組成計、血圧計、活動量計)と専用アプリを提供し、毎日の測定習慣をサポート
- わかる:日々の測定値の変化に基づき専門家がきめ細かな個別指導を実施
- 変わる:科学的根拠のある最新メソッドを導入し、1日2回朝晩に体重測定する「朝晩ダイエット」による減量効果アップや毎日の血圧測定による循環器疾患リスクの低減を目指す
この支援によって、特定健診・特定保健指導の実施率向上と、リピーター減少、社員の健康意識改革といった課題を解決することができます。
・アプリではじめる高血圧ケア:テレメディーズの高血圧対策サービス
オムロンヘルスケア株式会社、一般社団法人テレメディーズ、ポート株式会社の3社で提供するオンラインを活用した高血圧診療支援サービスです。
このサービスでは、利用者が自宅にいながらスマートフォンのアプリを通じて医師による高血圧治療や診療予約等を行うことができます。利用者は日々測定する血圧測定データが医療機関と共有され高血圧治療に活用されるとともに、いつでも自分の治療状況や治療方針を確認することができます。
オンライン診療とお薬が必要な方向けの「オンライン診療プラン(月額4,500円(税別)~)」では、家庭での血圧モニタリング、専門医による医療アドバイス、オンライン診療、薬の配送といったサービスを受けることができます(月額料金は、服薬数や希望のお薬によって変動します)。
・従業員の生活リズムの改善:Reborn MAGIC(リボーンマジック)
本アプリはユーザーの行動時間を記録するアプリで、 時間栄養学に基づいた生活リズムを記録すると、体重・内臓脂肪の減少効果や体調の改善を期待することができます。データの入力はゲーム感覚で行えるなど継続しやすい仕組みが備わっています。また、ドコモ・ヘルスケア社の管理栄養士による特定保健指導を受けることもできるため、社員の健康に課題を感じているが継続できるかという不安を抱えている企業にとって、始めやすく続けやすい健康管理の仕組みを作ることが可能です。
・保健指導の効果向上を促す:健康指導アプリ
40~74歳を対象に行われる特定健診で、特定保健指導の対象者となった場合、医師、保健師等による支援を受けながら、生活習慣改善への指導を受けることになります。しかし、なかなか面談に来てくれない対象者や効果が現れにくいなどの事情によって指導が進まないことがあります。本アプリは、スマホを利用したオンライン面談が可能なため、いつでもどこでも対象者の都合のいいタイミングで受診することが可能です。また、対象者の健康状態を記録することができるため、共有された情報を元に効率的な面談を実施でき、また停滞した場合には通知を送って行動を促すことが可能です。利用者の内、82.4%の人が体重減少したという実績があります。
■ブース内セミナー一覧
・健康マイレージ事業を成功させるためのポイントとは?
・ICTで実現する!効率的に取り組む 特定保健指導
・新たな切り口でマンネリ化を防止!「時間栄養学」で取り組む特定保健指導
・リピーターを減らす!数字で見せる特定保健指導
・ICTで実現する!効率帝に取り組む特定保健指導