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【連携事例】お客様の健康づくりを応援する「あるく保険」、OMRON connectの利用で更なる付加価値の提供が可能に

(写真:左より、東京海上日動あんしん生命保険株式会社 企画部 経営企画グループ 課長代理 宮田陽介様、企画部 商品開発グループ 課長代理 川田洋平様、同課長 橋本直樹様、オムロンヘルスケア 松田高明、山新真人)


■ 東京海上日動あんしん生命保険株式会社(東京都千代田区丸の内1-2-1)
対 象:あるく保険
あるく保険公式サイトは以下をご覧ください。
https://www.tmn-anshin.co.jp/kojin/goods_medical/walk/


1日平均8,000歩で保険料の一部が返ってくる 東京海上日動あんしん生命の「あるく保険」

東京海上日動あんしん生命は、1996年の設立以来、東京海上グループ内で国内生命保険事業を担っており、生命保険事業を通してお客様の豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献し続けている。

同社が2017年から提供を開始した「あるく保険」は、キャッシュバック(健康増進還付金)を受け取ることができる医療保険だ。指定計測機器(カロリスキャン、スマートウォッチ、スマートフォン等)を利用して、1日平均8,000歩以上歩くことで、2年後にキャッシュバック(健康増進還付金)を受け取ることができる。

同保険では、各計測機器から取得した歩数を「あるく保険アプリ」に連携することで、お客様は目標達成のために必要な歩数を簡単に確認することができる。また、歩数以外にも体重や活動量などの連携も可能であり、お客様の健康づくりを応援する画期的な保険である。

企画部 商品開発グループ 課長 橋本直樹氏はこの保険ができた背景について、次のように語っている。

「人生100年と言われる時代の中で、単に長生きするだけでなく、いつまでも若々しく健康に長生きしたい、所謂「健康寿命」を伸ばしたいというニーズが高まってくると考えています。当社はこういったお客様のニーズにお応えし、どうすれば健康増進を応援できるのかということを考え、身近で取り組みやすいところから、“歩く”ということに着目しました。

目標とした8,000歩という数字は「日本人の平均歩数をもとに、ちょっとした努力で習慣化できそうな、手の届きそうなところ」を意識しました。目標を高くしすぎても続きませんし、8,000歩は、普段より少し多く歩けば達成できる無理のない数字ではないかと考えています。なお、計測期間は6か月ごとの4回に分けています(※)ので、初回は達成できなくても、次回以降の達成を目指していただきたいと考えています。無理のない範囲で歩く、このような、手ごろかつ身近で負担に感じない運動を続けてもらえればと考えています。」

(※)キャッシュバックは、2年間を大きなくくりとして6か月ごとの4回の計測期間に分けて、1日の平均歩数が8,000歩を上回った期間(6か月)の数に応じて、2年後に受け取ることができる。キャッシュバックの金額の目安は、2年間のうち4回の計測期間すべてで平均歩数が8,000歩/日を上回った場合、「おおむね保険料の1〜2カ月分」とのことである。

さらに企画部 経営企画グループ 課長代理 宮田陽介氏は、この保険が健康を気にするきっかけになってほしいと続けた。

「この保険が健康増進のきっかけになって欲しいという想いです。普段から歩数を意識していない方が、いつも降りる駅のひと駅前で降りて歩いてみる。少し離れたコンビニに寄ってみる。そういった積み重ねが健康につながっていくということをお客様に伝えていきたいと考えています。以前、車が生活の中心となっている地域のお客様と話をした際、本当はちょっと運動したいと考えている人が多いのだという潜在的なニーズがあると聞きました。そういった方たちにもお勧めしたい保険です。」

同社のこの思いはご契約されたお客様にも伝わっているようで、この保険の提供開始後に、「この保険がきっかけになって、健康のために意識して歩くようになった」という声を聴くこともあり、嬉しく感じているという。

■計測機器で取得したデータで目標管理

この保険の肝となる歩数は、カロリスキャン、スマートウォッチ、スマートフォン等の計測機器を利用して計測された歩数を、同社が提供する「あるく保険アプリ」へ連携される仕組みとなっている。従って、お客様が同社へ歩数を申告するよう様な面倒な手続きは一切発生しない。また、連携された歩数は、当日分の歩数表示に加え、歩数の推移を週・月・年単位で見られるほか、計測期間における現状の平均歩数/日と、計測期間内に平均8,000歩/日を達成するには『今後1日平均で何歩必要か』という情報もわかりやすく表示される。

企画部 商品開発グループ 課長代理 川田洋平氏は目標達成に向けて、自身の経験をこう教えてくれた。

「私にはまだ小さな子どもがいます。平日は6,000歩程度でも、週末に子どもと遊ぶことで2万歩を超えることもあります。私のように週末に頑張るという方法でも、平均して8,000歩を達成することが出来ますので、ぜひやってみて欲しいです。」

■OMRON connectの採用でより精度の高い健康管理が可能に

同社はよりお客様の健康増進を応援していきたいという想いから、OMRON connectとの連携を決めた。2019年7月からは、対象の計測機器にオムロンヘルスケア社の活動量計「カロリスキャン」が追加され、希望するお客様には、追加で保険料をいただくことなく「カロリスキャン」の貸与も行っている。同時にオムロンヘルスケア社は同社のお客様専用のコールセンターを設置し、利用方法の問い合わせやトラブル発生時の対応に備えている。

OMRON connectを選んだ理由について、橋本氏が教えてくれた。

「当社は、お客様の健康増進をトータルでサポートしていきたいと考えています。今回オムロンへルスケア社様と一緒にお仕事をさせていただいたのは、お客様の健康状態を可視化しお客様の健康増進をトータルでサポートしたいという、オムロンへルスケア社様の想いが、当社と重なり合うと感じたことがきっかけです。OMRON connectは、まさにその想いを具現化したものではないでしょうか。血圧や体重を正確に計測でき、そのデータを管理することで、お客様はご自身の健康状態を早期に確認できると考えています。そのようなアプリと連携させていただくことで、お客様の健康増進を応援する「あるく保険」の付加価値が、より高まっていければと考えています。」

■お客様自身が健康を意識して行動に移す、「あるく保険」が目指すもの

お客様の健康への意識を変え、改善に向けた行動への動機づけとなっているこの「あるく保険」は、その趣旨や仕組みが評価され、2017年にGOOD DESIGN賞を受賞している。国を挙げて国民の健康に真剣に取り組み始めた現在、同社の保険への注目はこれからも上がっていくと想定される。そんな「あるく保険」は今後、どのように進化していくのだろうか。橋本氏は今後の目標について次のように語っている。

「健康増進特約の支払対象期間は2年間となりますので、2年毎に見直しを行うことが出来る仕組みとしています。テクノロジーの進化も捉えながら、より多くのお客様の健康増進を応援できる世の中を目指し、商品を進化させていければいいなと考えています。まずは、すでにOMRON connectを利用している方にも、メッセージを発信していき、オムロンヘルスケア社様と当社で価値のある情報を双方のお客様に提供しあっていく。そうすることで、両社のお客様にとっても、健康管理や健康増進といった取組みがすすみ、いつまでも若々しく健康に長生きしていただいて、楽しい人生100年時代を過ごしていただきたいと思っています。」