第2回:2019年2月9日更新
著:阿部菜月氏(パーソナルトレーナー・スタジオインストラクター)
パーソナルトレーナー兼スタジオインストラクターの阿部菜月です。
運動を始めたいと思っている方!もしくは、始めたけれど続かなかった…という経験をお持ちの方。
皆さんが運動をしたいと思っている理由、目的はなんですか?
健康の為・ダイエットの為…目的は様々ですが、運動の効果を得る・維持する為には続けることが重要であるということを前回のコラムでお話ししました。
わかっていても実際に続けるって簡単ではありませんよね…。
今回は、運動を続ける為のポイントについてお話しします。
【運動方法はたくさんあります!何を選びますか?】
…続けやすそうなことから始めましょう!
・ホームトレーニング
・ウォーキングやジョギング
・スポーツジムでのトレーニング
・スタジオプログラム(ヨガ・エアロビクス等)
・パーソナルトレーナーとのトレーニング
・スポーツ(ゴルフ・サッカー等)
運動内容・方法・場所など、選択肢は様々です。
運動や、健康についての情報が飛び交う世の中ですので、自身の運動目的にはどの運動が適しているのかリサーチしてみるのも良いですが、どの運動を実践するにしても続ける事が重要です。
「◯◯が効果的!」という情報に飛びつくのではなく、生活リズムに取り入れやすいものを選びましょう!
サラリーマンの方であれば、休日にランニングをする。ランニングであれば、その前にスクワットなどの筋トレをいれることで成長ホルモンが分泌されるため、脂肪の燃焼効果も高くなります。
休日はゆっくりしたいという方は、お勤め帰りにジムなどの運動ができる施設に寄るのも良いですね。通勤時に荷物を持ち歩くのはかさばりますが、シューズなどを置いておける施設もたくさんあります。
具体的に、どの時間を使って何を取り入れるかイメージしてみましょう。
【週に何回運動を取り入れますか?】
…1回でも大きな効果をもたらします。
「週1回でも効果はあるのでしょうか?」パーソナルトレーニングにいらっしゃるお客様からよく質問頂くのですが、答えは「YES」です!!
トレーニングで言うと、週3~4回とできた方が効果は得やすいです。目標によっては週1回のトレーニングでは目標に達するのは難しいケースもありますが、週1回のトレーニングは皆さんの体への意識に変化をもたらします。
週1回運動をすることで、体への意識が高まり食事内容に気を使ったり、移動はできるだけ歩くなど、日常生活での活動量が増えたり。
また、姿勢や歩行の癖、生活習慣により稼動できていない筋肉があることは、代謝の低下につながります。トレーニングにより体の使い方を覚えることで日常生活で効率的に筋肉を使えるようになったりもします。
週1回の運動で、眠っている筋肉を稼動させてあげられることで、毎日の代謝UPをはかることができるんです。
このように、週1回のトレーニングでも、皆さんの体・健康への意識・生活にあらゆる変化をもたらします。
物足りないくらいでも最初はいいかもしれません。「今日から毎日ランニング!」など高い目標を掲げなくても、続けられるペースで大丈夫です。週1回であっても、得られる効果はたくさんあります。
【是非取り入れて頂きたいのは筋トレです!】
健康でいたい方、痩せたい、体を引き締めたいという方、筋トレがおススメです。体のラインを決めるのは筋肉です!そして、筋肉量を増やすことで代謝UPにも繋がります。
腰痛・肩凝りなど肉体的ストレスを軽減したいという方も、筋トレがおススメです。
腰痛や肩凝りは、本来あるべき正しい姿勢を保てないことにより痛みがでるケースがほとんどです。姿勢(骨格)を保つのも筋肉の役割です。
筋トレから始めて見るのもいいですし、週1回のウォーキングから運動を始めた方も、運動習慣がついてきたら是非チャレンジしてみてください。
【運動習慣にプラスして体組成チェック】
健康管理を行う上で体組成チェックもプラスしてみましょう!
体重や体脂肪率の変動を日々確認することが運動をするモチベーション、食事に意識を向けるきっかけにも繋がります。
OMRONの体組成計はスマートフォンアプリと連動しています。測定をするだけでスマートフォンに記録が残りますので、入力などの手間は一切かかりません。
生活習慣に気軽に取り入れられる健康チェックなので、是非取り入れてみてください。
次回は、今回少しお話ししました、筋力トレーニングがおススメな理由についてお話ししたいと思います。
※コラム記事は執筆者の個人的見解であり、オムロンヘルスケア株式会社の公式見解を示すものではありません。
著者プロフィール(阿部菜月氏)
大手スポーツクラブにてパーソナルトレーナー・スタジオインストラクターとして活動しています。フィットネスライフを通し、身も心も健康に。皆さんの日常がより充実したものとなるようトレーナー活動をしております。皆さんの健康に携わってきた経験を生かし、ヘルス系のコラムを書いています。運動や健康に関する情報を発信することが、皆さんをより健康に近づけることができれば。また、健康に意識を向けるきっかけづくりができればと思っています。